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2012年 01月 18日
17年前僕の人生を変える出来事が起こった。 阪神淡路大震災 毎年この日を迎えると自分を戒める。 「どんな激震に見舞われても、絶対に命だけは守る住宅を造り続けたい」 僕は大工なのだけれどもこの仕事は、医師と同じくらい命と密接な関係にある。 だから、ビジネス的な感覚の中で合理性を求める建築産業が単純に嫌いで興味もない。 「それでいい」 戸惑いも感じたことがない。 実際、伝統的な工法で建てられた・神社・お寺・古民家は時を経て強さを実証している。 これからもずっと日本の本物の仕事を追求し保存継承ていく事が僕の使命であると 心に命じ生きてゆきたいと思う。 もっと勉強しなくては・・・ 和 数 寄 人 にほんブログ村 2012年 01月 16日
左官職人 佐治三津弘氏 監修の蔵の移築作業。 今週は壁土落とし。それに合わせ先人たちの仕事(技法)を検証するため、また造るとは全く正反対の 解体をするため、たくさんの若者達がワークショップに参加してくれた。 それはそれはマニアックな人達ばかり。蔵好きな早稲田大学学院生、細菌を研究する鳥取大学生、 左官職人を目指す女性島根大学生。お風呂トイレの無い家に住む若者、日本文化を認めてくれるのフランス人。 鳥取の工芸品の魅力を伝える人。 ![]() 学院生 鈴木さん 蔵の土と会話しているように楽しそうに土落とし。 「だってこの、土かわい~んです」 ん~ 新しい表現・・・ まさか・・・マニア・・・ ![]() 繊細に丁寧に土を落とす、フランス人 「僕達より職人かも」 ![]() カットサンプルを採取する 左官職人佐治三津弘氏 と 陶芸家 徳岡宗達氏 ![]() 70年ぶりに外の空気に触れる竹木舞。健全な状態でいられたのは先人の知恵があったからこそ。 ![]() 参加者の笑顔を見ると本当に楽しそう。 僕達職人が日々している仕事は、こんなに喜びに満ちたすごく楽しい仕事である事を再認識する。 ![]() 参加してくれた皆様、ありがとうございました。 またみんなで集まり、土の話・菌の話・茸の話 いっぱいしましょう。 にほんブログ村 2012年 01月 10日
さて、やりますか! 左官職人 佐治三津弘氏との 年始の交わし言葉。 蔵の移築です。 生活環境の変化により益々必要とされなくなる蔵、ここ倉吉にも沢山残っています。 そんな蔵、移築やリノベーションしゲストルームや囲炉裏の間、プライベートルームとしてまだまだ使えるのにな。 「今や解体費用も面倒がられる存在になってしまっているよね。」 そんな会話から始まり、面白い事をやってみましょうか。 ![]() この蔵の解体費用は無償。その代り蔵の構造材、瓦、土、基礎石は頂ける。解体しつつも先人の仕事を学ばせてもらえる絶好の教材。 ![]() 目線を変えると日本の通ってきた道筋にも出会える。 ![]() こんな画像だが、ずっと木を見つめた職人、土を見つめた職人には夜がふけるほど考える事の多い教材に出会える。 ![]() この蔵、明治初期に新築され、昭和初期に移築、二度目の移築を目前に我々の手に委ねられる。 蔵は「お前たち俺を捨ててしまうのか?」そう問いかけてくる。職人は「あと百年頑張ってくれよ」そう答える。 ![]() 三度目の命を託された職人には、笑顔がこぼれる。 にほんブログ村 にほんブログ村 2012年 01月 10日
今日の鳥取はドンヨリ曇り。気温も低い。寒い。 こんな鳥取なので、斧とドラム缶は大工小屋の必需品であります。 大人の火遊び ![]() 遠赤外線のせいか、体が芯から温まります。 最近ジェットストーブに興味深々。 にほんブログ村 にほんブログ村 2012年 01月 08日
お正月のお酒漬けも終わり、今年もいよいよ仕事始めとなりました。 今年もどんな仕事に出会えるか、どんな木に出会えるか、どんな職人に出会えるか・・・楽しみです。 今年の仕事始めは、一年で一番僕のそばにいてくれる玄能の新調をすることに。 以前、市川金物(岡山市)で出会い一目惚れしてしまったこの玄能に命を吹き込みます。 かわいい顔してます ![]() 以前、知人から頂いていた・ちょうな・の柄を再利用してみる。 材質はエンズイ、エンジュとも呼ばれる ![]() またしても製作風景を撮りそこね、完成の画像となってしまった(汗) チョウナの柄になり何十年も経ちカラカラに乾燥しているので矢は打たず木殺しのみで打ち込み。 最高にいいアンバイ。大工さんはなんとエロい職業なんだろう ![]() 午後からは玄子ちゃんと、解体移築する蔵で蔵デートを楽しむ。 玄子ちゃんの初仕事は構造材、柱に番着板の打ち付け作業。どうやら優しい性格の玄子ちゃん名前は優子ちゃんにしよう。 蔵の長持と優子ちゃん ![]() 冗談はヨシコちゃんにしといて・・・ 一代目の玄能は見習いになった時から今までずっと僕を助けてくれていました。何度も何度も手に噛み付き 血が流れる程、僕と喧嘩してくれた思い出深い奴でした。 二代目とは大工を辞めるその日まで一緒に居られるように大切にしたいな・・・ そんなこんなの、和数寄人の仕事始めでした。 にほんブログ村 |
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