和数寄人日記

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2010年 05月 01日

十尺×三尺地松の床板を削る。



             大工をしていると、いろんな仕事に出会う事ができる。今回は松の床板削り。
            いつも、いろんな木と出会うが、久々にアドレナリンの出る材料に気合いが入ります。
             だいぶ希少になってきた地松、しかも十尺三尺の大物。
            きっとこの、先お目にかかる事はないな・・・と思いながら仕事を開始。

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             表面を削る前に、この材料が反ったり曲がったりしないように、裏面に蟻桟をいれる。
            蟻桟とは画像のように、板の直角方向に蟻溝を掘り、そこに同じ形状に加工した桟を差し込みます。

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             板を蟻残で拘束したのち、ようやく表面を削りだす。
            板の表面は、大体想像以上に波打った状態なので、その波を取る必要がある。
             板を平らにする為側面に墨をうち、回りを墨まで削り落とし後に中を横ズリして平面を削り出す。
            大工さんならご存知でしょうが、ここで気を抜くと大変なしっぺ返しが待っている・・・。緊張します。

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            ようやく、手鉋で仕上げ削りし、床板が出来上がる。


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            この床板は、まだ使う事がないので、とりあえずテーブルにしてみました。
            このテーブルは、古材テーブルと共に、今月米子高島屋で開催される、「とっとり手仕事展」
           にて和数寄人のメンバーの作品と共に展示する予定にしています。
           たくさんの人に、和数寄人の物造りを見て頂けたらと思います。

                        
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by wasukibito | 2010-05-01 17:01 | 和数寄人 手仕事


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