和数寄人日記

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カテゴリ:職人 広場( 4 )


2012年 08月 26日

夏の太子講祭

  先週、島根県伯太町母里にて夏の太子講祭が行なわれ、和数寄人5名で参加してまいりました。  

  ここで初めてお目にかけた方に太子講をご説明いたします。   
  太子講とは聖徳太子を職能神として信仰する同業の諸職人の間で行われる行事です。
  聖徳太子は四天王寺や法隆寺などの建築に関わり、諸職技能士の保護や個人の才能を
  尊重する政策をとったことから、木造建築の守護神として信仰されています。

           母里公民館にて手を合せお寺へ
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  伯太町永昌寺。余談ですが、向かって左の塀は昨年、ここ母里の後藤屋さんの職人
  仲田さんと共に仕事をさせていただきました。

                            薬師堂へ向かいます
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  薬師堂にて、母里太子講の皆さんと合唱。職人として身の引き締まるひと時。

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  地域を越え和数寄人に、太子講の意味や意義歴史を教えて下さった母里太子講さん
  本当にありがとうございました。
  お陰様で、来年より地元での太子講祭を行なえるよう着々と準備を行なっていきます。

  画像左は和数寄人を見守ってくださる御神体「孝養像」仏師和上作
  右は京都の絵師さんによる手書きの掛け軸。
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  来春聖徳太子の命日、永昌寺にて孝養像・掛け軸に魂を吹き込んで頂き、太子講和数寄人を地元湯梨浜長栄寺にて開始いたします。


  時代は平成となり技能継承を危惧される事は皆さんもご存じのところ、
  しかし今日の日本文化を支えてきた精神の継承は薄れかけている。
  太子講という素晴らしい精神文化の継承により、技能だけではない
  魅力のある職・職人を次世代へと繋いでいきたいと心から願いつつ。




  
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by wasukibito | 2012-08-26 14:37 | 職人 広場
2011年 11月 23日

昔の戦友と共に造る家

8月島根の民家新築工事の応援に行った先での事。見覚えのある大工さんがいらっしゃる。

十数年前、中国地区技能競技大会建築大工部門にて共に戦った島根代表の 吾郷心一氏 に出会う。

長い月日を経て、お互い親方になっての再会、そして力を合わせてひとつ屋根の下で仕事をする。

なんとも言えない嬉しさを感じる瞬間であった。

                       吾郷さん 鉋がけのひとコマ
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                       施主様と設計士さんと僕たち
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昔のお互いの苦労が実を結び、今こうして一軒の施主さまに喜んでもらえる住宅を造り上げること・・・

辛い事もたくさんあったけど、続けてきて本当に良かったと思う。

こうした喜びがこれからも訪れることを祈りつつ。

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by wasukibito | 2011-11-23 09:25 | 職人 広場
2010年 03月 11日

建築板金職人 太田和幸氏の加工場 「祠」の屋根噴き作業


            今日は、和数寄人の太田和幸氏の加工場におじゃましました。
    
           加工場には、新たに造られた祠「ほこら」が運びこまれ、太田さんの手により屋根に銅板が葺かれている。
  
           自分も建築大工でいながら、屋根葺きをじっくり見るのは、初めてでした。

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            職人さんの手によりり、湾曲した部分のハゼが積まれていく。

           職人さんは、気持ちいいくらい無駄なく丁寧に手先を動かしていく・・・。見ていて気持ちがいい。

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            手仕事が織りなす、この曲線は日本人の卓越した技能・・・?


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            施工途中では、こんな美しい銅版の顔も見ることができる。


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            いつも、何気に目にしているもの・・・・、それを陰で支える伝統技能・・・・。

           途絶えてしまうまえに、なんとか残さなければ・・・・いけない。  

                                   残したい・・・・大切なもの 大切なこと。



                                         和  数  寄  人




                                
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by wasukibito | 2010-03-11 19:52 | 職人 広場
2009年 11月 08日

大工職人 関口忠篤氏の造る犬小屋



  和数寄人にはいろいろな感性の人がいる。 今回は伝統技能を用いて、こんな犬小屋が造られた。

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  関口氏によると、岐阜白川郷の合掌造りをイメージして制作したという。

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  小屋の中は梁が渡り、住宅さながらの仕上げになっている。なんだかワクワクする。

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  当然、犬はかじり倒すでしょうが、飼い主とは裏腹に,こんなにも、かじりポイントのある小屋を与えられた犬は、幸せなかじりライフを送れると思います。  ワン ワン。

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  関口氏によると、まだまだ未完成らしく、「まだ畳も納めてない、まだまだ良くなるで・・・」 とのこと。
 
  犬小屋にこの発想・・・  参りました。 今後も関口さんの物造りに期待してます。

                                   和 数 寄 人
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by wasukibito | 2009-11-08 07:50 | 職人 広場