和数寄人日記

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2010年 03月 23日

たぐいまれない素材 木を三度生かす


              先日、解体された住宅から、梁を持ち帰り、早速製材所へ・・・。
             その訳は、この材を使い、テーブルの製作をするからです。
             

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              兜ありに加工された仕口の付いた梁に、帯のこを入れる

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              60年屋根を担いできた梁の製材肌は、切り倒した時のまま。
              割れは、人間でゆうところ、シワでしょうか。

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              どの材も、捨てるとこなく使えそうです。

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              さて、どんなデザインのテーブルにしょうか、楽しみが増します。

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               木は山で一度目の人生を生き、住宅で二度目の人生を生きる、そして
              座卓などに加工されることにより、三度目の人生を過ごす事が出来る。
      
              僕より長生きする手仕事を入れなければなりませんね・・・。



                                       和  数  寄  人
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by wasukibito | 2010-03-23 12:22 | 和数寄人 手仕事
2010年 03月 22日

大切に守り受け継がれる 古民家


     このお宅、私の親戚の古い民家です。

      家主は米を作り、牛を飼い生活を営まれている。この家が出来たのは今から80年前。
     この近くにあった民家を買い取り、この場所に移築されたそうである。買い取られた時点で、
     かなりの築年数(60年以上)経っていたそうだが、構造体を見る限り、致命的なダメージは
     どこにも見うけられない。 
     

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           玄関の土間は、そこに生活があったことを物語る。 コケが綺麗です。

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           何度開け閉めされたのだろう。虫に食われても、まだまだ現役の敷居。

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                    差し鴨居と建具。  建具も140年前のものです。

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                    電気の配線も昔のままにされている。

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                    神棚もずっと、家の家族を見守っている。

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     長い年月の中で、震度5以上の地震に何度も見舞われているにもかかわらず、今なお存在する
    のは、伝統工法の強さを実証している。つまり、この家の中にいれば地震で命を落とす事が
    ない… ということになる。  世界で一番強いのは、日本の木造伝統建築なのではないかと
    個人的には思っています。
     そして、何代にも渡って受け継がれる事で、無駄なお金も使わず、財産をも守ってくれる。
    古民家で暮らすという事は、案に生活スタイルではなく、無駄のない日本人の知恵の結晶だと
    つくずく思わさせられます。

     本物の日本家屋とは、古民家に成された技能の家、伝統木構造だと思う。    
    日本には、もともと、「在来軸組み工法」というものはない。
    住宅産業が造り出した、ただの 「お客さん」 の様な気がします。



                                       和  数  寄  人
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by wasukibito | 2010-03-22 13:14 | 古民家
2010年 03月 21日

創伸さんの大工小屋  鳥居の製作中



               先日、和数寄人のメンバー北村棟梁の大工小屋におじゃましました。

               北村さんは鳥居の製作をしておられ、小屋の中は桧の匂いで包まれています。

               この桧から、鳥居の上部の笠木・島木を刻み出していかれます。

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                  これは柱の上部、島木に入るホソ。左側のホソ穴は貫が入ります。

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                  7基分の柱は、荒刻みされ、積まれていました。

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                   年季の入ったケヤキの墨壺

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                   北村さんの小屋に行くと、いつも珍しい仕事や、肝を抜かれる仕事をされている。

                   いつも勉強になります。

                   今度は、釣り竿もって、遊びに行きます。
                   
                   
                                                   和  数  寄  人
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by wasukibito | 2010-03-21 16:34 | (株)創伸
2010年 03月 18日

古民家再生セミナー に参加してきました。


            中国電力主催「石見あすみ館」プロジェクト記念 古民家再生セミナーが17日
           松江くにびきメッセにて行われ、和数寄人メンバー3人で参加してきました。

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            このセミナーには、古民家再生の第一人者、長野県の 降幡 廣信 さんが
           講師でおとずれ、古民家系の雑誌でよく見ていた方だったので、感激しました。

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            前半は、日本の気候風土、建築様式について、一般の方にも分かりやすく説明。

           中盤はPPを使い、施工例とそれにまつわる物語を、丁寧にお話されました。

           そして終盤、古民家をつうじ、日本人の高い精神性や、高床の生活が創出する日常
           の中で心を正す生活スタイルについて、興味深いお話をされました。

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            戦後、たくさんの古民家が失われてきた中、降幡さんのお陰で残され、また住宅として
           新たな営みを見守る古民家を拝見し、幸せな気持ちになりました。

            古民家の再生、その裏側にある、再生技術も古民家とともに少なくなっている事実・・・・

           双方の保存こそが、日本の伝統木造建築文化だと思います。

            電化製品のエコポイントもよいのですが、古民家再生にも手厚い助成を政府に期待したい。




                                            和  数  寄  人
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by wasukibito | 2010-03-18 18:59 | 古民家
2010年 03月 16日

鳥取県倉吉市 伝統建築群 「白壁土蔵群」 「黒壁土蔵群」



          倉吉市にある「白壁土蔵群」 画像の連なった蔵は、酒蔵・醤油蔵の家の裏側
         表側には、「八橋街道」という、旧街道があり、今なお町屋造りの古建築が軒を連ねる。

          学生の頃、毎日ここを自転車で走っていたが、その頃は、正直、古い街並みとしか思っていなかった。
          しかし、今思うと、こんなに貴重な建築が大切にされている町にいることが、とても誇りに思える。
          この街並みを大切にしてくださった、家主さん、行政、それに関わられた方に感謝したい!。


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          こちらは、漆喰に松煙を混ぜ込んだ、黒壁の家。
      
         白壁も好きだけど、こちらも風情があって、個人的には、好きです。

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          勝山 津山 倉敷 津和野 周辺にはたくさんの小京都がありますが、倉吉もなかなか、よろし、です。


                                         和  数  寄  人
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by wasukibito | 2010-03-16 19:20 | 鳥取の風景・文化
2010年 03月 14日

大山が噴火? な、わけないか。



            12日の夕方、夕日が綺麗だったので、大山のよく見える高台へ・・・。

           この日は風が強く、大山山頂に降り積もった雪が舞いあがっていた。

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            一瞬、水蒸気があがっているのかな?とも見えたけど、正体は雪・・・。


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            本当に綺麗な夕焼け空でした。


            温かくなったら、一度、登ってみようかな・・・・。



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by wasukibito | 2010-03-14 17:20 | 鳥取の風景・文化
2010年 03月 12日

山陰柴犬 「すずちゃん」 と 僕の関係・・・


       和数寄人の顧問 Mさんのお宅で大切に育てられている 山陰柴犬「すず」 ちゃん。

     初めて出会った頃は、あんなに喜んでくれていたのに・・・  最近・・・おざなり な 「すず」 ちゃん。

     しかし・・・ この日は小屋を飛び出し・・・ ひとり遊び・・・  やはり、おざなりな「すず」 ちゃん。
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       おっ 来たか・・・  またかじる・・・  

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       僕じゃだめですか?  「すず」 ちゃん?


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by wasukibito | 2010-03-12 21:25 | 好きなもの
2010年 03月 11日

建築板金職人 太田和幸氏の加工場 「祠」の屋根噴き作業


            今日は、和数寄人の太田和幸氏の加工場におじゃましました。
    
           加工場には、新たに造られた祠「ほこら」が運びこまれ、太田さんの手により屋根に銅板が葺かれている。
  
           自分も建築大工でいながら、屋根葺きをじっくり見るのは、初めてでした。

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            職人さんの手によりり、湾曲した部分のハゼが積まれていく。

           職人さんは、気持ちいいくらい無駄なく丁寧に手先を動かしていく・・・。見ていて気持ちがいい。

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            手仕事が織りなす、この曲線は日本人の卓越した技能・・・?


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            施工途中では、こんな美しい銅版の顔も見ることができる。


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            いつも、何気に目にしているもの・・・・、それを陰で支える伝統技能・・・・。

           途絶えてしまうまえに、なんとか残さなければ・・・・いけない。  

                                   残したい・・・・大切なもの 大切なこと。



                                         和  数  寄  人




                                
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by wasukibito | 2010-03-11 19:52 | 職人 広場
2010年 03月 02日

左官職人 佐治三津弘 日本海新聞に記事掲載 「鏝絵なまこ壁紀行」


        
          地元紙(日本海新聞)に毎週月曜日連載の、「鳥取鏝絵なまこ壁紀行」

         今なお、蔵が多く現存する鳥取には、たくさんの蔵数寄者、鏝絵数寄者、がいる。

         そんな、数寄者のコラムに、和数寄人佐治三津弘氏の記事が掲載されました。


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          県内の、蔵事情に詳しい佐治さん、彼の数寄者加減には頭が上がりません・・・・。

          蔵や鏝絵について、もっと知りたいという人は、ぜひ和数寄人へご連絡ください。

         和数寄人 HP http://www.wasuki-bito.jp


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by wasukibito | 2010-03-02 17:43 | 佐治実左官