2011年 03月 20日
3月7日、湯梨浜町別所 長栄寺にて立像開眼法要が行われた。 この多聞天広目天像は、約140年前にこの地区が大火に見舞われ、お寺の再建された頃に植えられた カラ松の木が倒木の危険があり切り倒された、その材料から製作されました。 大火から復興しこのお寺と檀家さんを長く見守り続けてきたこの木をなんとか後世に残せないかと、 護寺会の方々が考えた末の立像になりました。 光栄な事に、像と金剛棚の製作を和数寄人の仏師小谷和上氏と私と青亀棟梁がさせて頂きました。 霙が降りしきる中、不思議な事が起こりました。和上氏が像の掛け幕を外した途端、空が明るくなり 太陽の閃光が門と参列者を照らしました。それは開眼に相応しい光景でした。 こうして開眼法要を終え、長い間この地域と沢山の檀家さんを見守り続ける事でしょう。 この度の製作に際し、お寺の歴史や檀家さんの思いにふれ、目に見えない大切な事に お手伝いできた事に感謝いたします。 和 数 寄 人
by wasukibito
| 2011-03-20 12:23
| 和数寄人 手仕事
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